Java言語コース 概要

C言語を習得し終えた人が、より一層自由度の高いプログラミングを目指すとき、真っ先に名前が挙がるのがJava言語でしょう。 Javaはプラットフォームを選ばず、習得が容易で、なおかつ実践的なクラス・ライブラリを数多く備えています。 若葉塾では、VisualBasicやC#といった、広く使われてはいるが特定のOSに依存した言語体系をあえて選ばずに、将来に渡って役に立つJavaを中級レベル言語として選びました。

もう一つの選択肢としてC++(シープラスプラス)言語があります。JavaとC++は非常に似ています。もともとJavaはC++の言語仕様をベースに作られているからです。 プロの世界ではこの2つの言語が主流です。どちらを選ぶかは目的によって異なるでしょう。 Webベースのアプリケーションを作りたい場合はJavaが、リアルタイム性の高いゲームやCGを作りたい場合はC++が適切です。しかしどちらの言語を使っても、学ぶべき内容には多くの共通性があります。 片方を習得した人は、もう片方を独力で習得できます。

当コースは標準2ヶ月で修了します。教材は3冊にわかれており、確認テストは3回です。 最後に卒業検定がありますので、都合4つの試験にパスしなければなりません。 試験内容はオブジェクト指向の基礎知識、Javaの文法の知識、およびプログラミングです。

教材構成

教材タイトル

内容
オブジェクト指向
概論
第1章 ソフトウェアの品質 ・ソフトウェアの品質
・モジュール性
・オブジェクト指向言語
第2章 オブジェクト指向設計 ・オブジェクトの定義
・オブジェクトの関係
・オブジェクトを見つけろ!
第3章 UML技法 ・UML概要
・クラス図
・クラス関係線
12才からのJava
第1分冊
第1章 Welcome to Java ・Java言語とは何か
・Javaの開発環境
・Javaの実行環境

第2章 Javaの言語仕様

・アプリケーションとアプレット
・プログラムの構造
・演算子と定数
・基本データ型と参照型
・文字列・配列
・制御文
第3章 クラスと型 ・オブジェクト
・コンストラクタ
・メソッドとオーバーロード
・継承とカプセル化
・オーバーライド
・クラスとインターフェイス
・パッケージ
第4章 例外処理 ・例外とは
・例外の発生
・例外のキャッチ
・自作の例外クラスの活用
12才からのJava
第2分冊
第5章 アプレット ・アプレットのしくみ
・Appletクラス
・Graphicsクラス
・イベント処理
第6章 アプレットのコンポーネント ・AWTクラス
・コンテナクラス
・コンポーネントとその配置
第7章 ファイル入出力 ・ストリーム
・各種ReaderとWriter
第8章 クラスライブラリの活用 ・ユーティリティ
・データ構造
・カレンダーと日付
・ネットワーク
・メール
・データベース
・ランタイムとプロセス

画面サンプル

教材のサンプル画面
教材のサンプル画面
検定のサンプル画面
検定のサンプル画面2 検定のサンプル画面2
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