この関数の目的
div()は、整数の割り算を行い、商と余りを返す。
定義
#include <stdlib.h> div_t div(int numer, int denom);
働き
この関数は numer を denom で割った商と余りを計算する。割り切れない場合、商は代数的な商に近い整数のうち大きさが小さいほうとなる。
結果が表現できない場合の動作は未定義であり、そうでなければ quot * denom + rem
は numer と等しくなる。
返り値は、商と余りから成る div_t 構造体である。構造体は以下のメンバを順不同で含まなければならない。
int quot; /* quotient(商) */ int rem; /* remainder(余り) */