arrow 若葉プログラミング塾 > 知識の玉手箱 > C関数リファレンス > ヘッダファイル一覧 >
limits.h
limits.h

このヘッダの目的

<limits.h>は、処理系による数値の最大値や最小値などを定義する。 <float.h>も参照のこと。

定義済み識別子

  • CHAR_BIT
  • CHAR_MAX
  • CHAR_MIN
  • INT_MAX
  • INT_MIN
  • LONG_MAX
  • LONG_MIN
  • MB_LEN_MAX
  • SCHAR_MAX
  • SCHAR_MIN
  • SHRT_MAX
  • SHRT_MIN
  • UCHAR_MAX
  • UINT_MAX
  • ULONG_MAX
  • USHRT_MAX

働き

このヘッダファイルで定義されるマクロはすべて定数であり、#ifディレクティブで条件式として使える。

CHAR_BITとMB_LEN_MAXを除いて、全てのマクロは処理系によって変化するかもしれないが、その値はここに示すものと等しいか、 より大きい絶対値を持っていなければならない。つまり、負の数なら小さいほうに可変である。
また、CHAR_MAXはcharがsigned charだった場合はSCHAR_MAX、そうでなければUCHAR_MAXとなり、CHAR_MINはcharがsigned charだった場合はSCHAR_MIN、 そうでなければ0となる。

名前意味
CHAR_BIT8charに入るビット数
CHAR_MAXSCHAR_MAXまたはUCHAR_MAXcharが表せる最大値
CHAR_MINSCHAR_MINまたは0charが表せる最小値
INT_MAX+32767intが表せる最大値
INT_MIN-32767intが表せる最小値
LONG_MAX+2147483647longが表せる最大値
LONG_MIN-2147483647longが表せる最小値
MB_LEN_MAX1複バイト文字の最大バイト数
SCHAR_MAX+127signed charが表せる最大値
SCHAR_MIN-127signed charが表せる最小値
SHRT_MAX+32767shortが表せる最大値
SHRT_MIN-32767shortが表せる最小値
UCHAR_MAX255unsigned charが表せる最大値
UINT_MAX65535unsigned charが表せる最小値
ULONG_MAX4294967295unsigned longが表せる最大値
USHRT_MAX65535unsigned shortが表せる最小値
arrow 若葉プログラミング塾 > 知識の玉手箱 > C関数リファレンス > ヘッダファイル一覧 >
KC