この関数の目的
exp()は、e底の指数関数を実装する。log()も参照のこと。
定義
#include <math.h> double exp(double x);
働き>
xのe底の指数関数を返す。
xが大きすぎた場合、レンジエラーとなる。
解説
exp とは英語の exponential function から来たもので、指数関数という意味であるが、 特に底が自然対数の底(ネピアの数)eである場合を指すことが多い。
自然対数の底は無理数であり、そのおおよその値は 2.7182818284590 である。
exp(x) は、 pow(e, x) とも表せる。ただし、eに定数を入れる必要がある。
e底の指数関数は特に解析学において重要な関数であるが、ここはそのことを詳しく述べるには狭すぎる。